サーバー構築に関わるフリーランスは需要が高い?スキルアップのためには?

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ITフリーランスとしての働き方として、サーバー構築をメインにする働き方があります。サーバー関連の案件は大規模なものも多く、各企業などの重要な核になるもの。

クラウド化などによって若干の変化はあったものの、まだまだフリーランスの需要が高い分野です。サーバー構築の仕事の現状とスキルアップのための方法を紹介します。

サーバー構築関連のフリーランスって儲かるの?目次へ

サーバー構築関連のフリーランスの相場は、経験やスキルによって異なってきますが、フリーランス駆け出しの2~3年程度の経験者であれば45~55万円程度が相場です。

他のITエンジニア系の職と相場に大きな差はありませんが、やや単価は抑えめといったところ。なお、サーバー構築は、設計などすでにベースができている状態なので、作業期間は短期間になることが多いです。

平均的には数ヶ月から半年といったスパンになります。継続的に仕事があったと仮定して、年収にすると400~600万円くらいの想定です。サーバー構築エンジニアの駆け出しと考えると割と高単価での受注ができると考えてよいでしょう。

サーバー構築関連でさらに年収をアップさせたいと考えるなら、さらに上の段階である設計に携わることです。基本設計や詳細設計をともなうサーバー構築の場合、相場は55~75万円ほどになるので、月にしてプラス10~30万円、年収にすると1,000万円近くまで狙うことができます。

また、設計をともなうサーバー構築は、フリーランスエンジニアでも需要のある仕事です。もちろんサーバーエンジニア自体の需要が高いので、構築のみの仕事も見つけることはできますが、設計込みの案件の方がより案件数も充実しています。

写真=ぱくたそ

サーバー構築のエンジニアとして、プロジェクトを管理するPLまで目指す方法もありますが、まずはある程度の儲けがあって、需要も高い設計までできるサーバーエンジニアを目指すのが得策でしょう。

サーバー構築の案件はなぜ需要が高いのか目次へ

サーバー構築の案件は、フリーランスエンジニアの職の1つとして需要が高いです。需要の高さが健在なのは、サーバーがインフラにおける重要なポジションとなっているため。サーバーがある限りは絶えない仕事といってよいでしょう。

しかし、サーバー構築の案件の内容は、他のITエンジニア系の職種と同様、時代とともに変わりつつあります。2000年代においては、エンタープライズ系の専門的なサーバーの構築、またはオープンソースのミドルウェアを組み合わせた構築とコモディティされたサーバーを大量に購入するという戦略が主流でした。しかし、2010年代に突入するとクラウドサービスの発展によって、従来のサーバー構築とは違う形態に代わってきています。

クラウド化によってサーバー構築の仕事が激減するわけではありませんが、時代の流れとともに求められるスキルや仕事内容が変わってしまうことは肝に銘じておかなくてはなりません。

つまり、1つのスキルに特化したような働き方だと、一時は案件の確保に繋がっても、いずれ他のフリーランスに埋もれてしまうということ。1つのスキルのみだと仕事獲得のメリットも少ないですし、時代の変化に弱いフリーランスエンジニアになってしまいます。

サーバー構築ができるという強みを生かしながら、今後を見通したスキルアップを考えていくことが大切だといえるでしょう。そのためにも、日々スキルアップに繋がる勉強をすること、最新のサーバー情報を収集して時代の最先端を把握しておくことが、サーバー構築系のエンジニアとして求められます。

写真=写真AC

安定的かつ稼ぎながらスキルアップするには目次へ

フリーランスエンジニアとしての働き方を選ぶなら、いかに安定して稼げるかが重要。サーバー構築をメインとするエンジニアが心がけたい3つのポイントを紹介します。

高単価かつ安定的に案件を確保する

フリーランスとしての働き方は、会社に属するわけではないため不安定になりがちです。サーバー構築のエンジニアとして高単価の案件にありつけたとしても、翌月には仕事のない状況になってしまうことも考えられます。

安定的に稼げるようにするには、フリーランスとして仕事が継続できるように、高単価かつ複数の案件を確保することが重要です。フリーランスのサーバー構築エンジニアとして常に仕事がある状況にしておきたいなら、エンジニア向けにサービスを展開していて、高単価の案件が豊富にあるジョブリー(https://jobree-freelance.jp/)がおすすめ。前職など会社とのつながりがなくても、新規に案件を探すこともできます。

インフラ全体の最適化を図る

ITインフラといわれるものは、サーバー以外にも、ネットワーク、データベースがあります。サーバー構築の知識だけでも全くの需要がないわけではありませんが、知識が偏ってしまうとインフラ全体としてとらえることができなくなってしまいます。

インフラの全体像がわからないことで、システムの構築にも影響が出てしまうものです。身近に相談できる先輩がいる会社員ならまだしも、フリーランスという働き方ではデメリットになってしまいます。設計込みの案件を受注するためにも、的確なサーバー構築をするために、インフラ全体の最適化を図ることは必須でしょう。

セミナーや勉強会に参加する

継続して案件を確保するためには、ITの現状をしっかり把握して、必要なスキルを身につけることが重要です。独学でスキルアップを図る方法もありますが、よりフレッシュな情報に触れるためにもセミナーや勉強会に参加してみましょう。

情報を得られるというメリットだけでなく、志を同じくする仲間と交流することによって、スキルアップのモチベーションも高まるはずです。

写真=写真AC

まとめ目次へ

サーバー構築のフリーランス向け案件は、まだまだ需要のある仕事です。しかし、時代に合わせて求められるスキルが変わってきているので、時代に見合ったスキルを身につけていけるよう日々の努力を怠らないようにしましょう。

その前に、まずは高単価な仕事を安定して受注できるようにするのが第一歩。ジョブリー(https://jobree-freelance.jp/)ではフリーランスエンジニア向けの案件を多数紹介しています。

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JOBREE編集部

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