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フリーランスのSEになろう、もしくはすでになっている人の中には、
上手くいくかどうか不安、今後うまく仕事をこなしていけるか不安という人も多いでしょう。
実際、フリーランスになって失敗してしまう人もいるのが現実です。
では、フリーランスになって成功する人と失敗する人の違いは何で、
失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。この記事で解説していきます。
フリーランスSEが失敗する理由3つ目次へ
フリーランスのSEになって失敗してしまう理由は主に3つあります。
1つはフリーランスになる目的がはっきりしていないという点です。
成功する人というのは、目的を達成するために、何をすればいいのか考えます。
努力の方向性を見定めた上で行動するため、努力に見合う結果が得られるというわけです。
しかし、目的がはっきりしていないと、何をすればいいのかもはっきりしないでしょう。
闇雲に頑張っても失敗してしまうことが多いです。
もう1つは、現場での対応能力に問題があるケースです。
フリーランスのSEは、自営業に分類されますが、従業員に近い側面もあります。
実際に仕事をしているときの感覚は、
派遣社員とほぼ同じだと捉えている人も多いでしょう。
そのような考え方が失敗に繋がってしまうことが多いです。
派遣社員であれば、何かあったときに営業担当者が対処してくれます。
仕事を取ってくるのも営業担当者の役割です。
派遣社員なら、そのようなスタンスで仕事をしてさほど問題ないでしょう。
しかし、フリーランスのSEの場合には、営業担当者はあくまで取引先という認識を持っていなければなりません。
営業担当者が仕事を取ってきてくれたら、感謝の気持ちを伝えましょう。
営業担当者に助けられたような場合には、お詫びの言葉も添えなければなりません。
これができないと、相手と良好な関係を構築できず、失敗してしまう可能性が高いです。
そして3つ目が、提携先選びで失敗しているケースです。
とにかくたくさんのSEを集めて、流れ作業のようにして成約件数を増やしている提携先は避けた方が無難でしょう。
派遣社員のような感覚でフリーランスになると、仕事は取りやすいですが、
将来性の面でやや不安が残ります。
そのような提携先は、困ったときなどに助けになってくれないところが多いです。
フリーランスSEが失敗する行動7つ目次へ
失敗してしまうフリーランスのSEにありがちな行動は主に7つあります。
1つ目は納期を守らないことです。
フリーランスは企業と比べて信用度が低めであるため、納期を守らないと、
次から仕事をもらえない可能性も出てきます。
会社員時代に、納期に遅れることが多かった人は、特に気を付けましょう。
2つ目は、スケジュールができないことです。
複数の案件を同時進行で手がけている場合には、
何をいつまで終わらせるか計画しておく必要があります。
計画を立てずに仕事をしていると、納期に間に合わないことに繋がってしまうでしょう。
3つ目は体調管理ができないことです。
フリーランスは会社員と異なり、自分が体調を崩して仕事を休めば、
代わりにやってくれる人はいません。
その分だけ仕事が遅れて、納期に間に合わなくなってしまうことが多いです。
不規則な生活や不健康な食生活をしていると、体調を崩しやすいため、
なるべく健康的な生活をするようにしましょう。
4つ目はその日の気分で仕事をするかどうか決めてしまうことです。
フリーランスは会社員と比べて自由度が高いのが魅力で、休みも自分で自由に決められます。
しかし、気分で休みを決めてしまうような人は、気が緩みがちです。
納期遅れなどにも繋がってしまいます。
自由度が高くても、休みは計画的に取るようにしましょう。
5つ目はスキルアップを怠ることです。
高いスキルを持っている人でも、油断しているとスキルが陳腐化し、
活躍の場が限られてしまう可能性があります。
6つ目はお金の管理ができないことです。
事業用のお金とプライベートのお金を分けていない人もいるでしょう。
その場合、仕事で必要なお金を用意できず困ってしまう可能性もあります。
7つ目は何でも引き受けてしまうことです。
フリーランスだと1人で仕事をするため、相談された仕事を全て引き受けてしまうと、
キャパが足りなくなってしまうことがあります。
無理をすると体調不良にも繋がってしまうでしょう。
自分がこなせるだけの量の仕事を受注することが大切です。
フリーランスSEが成功するには目次へ
フリーランスのSEとして成功するためには、自分を成長させられそうな仕事を見つけることが大切です。
現在の自分のスキルで無難にこなせる仕事を受注するのもいいですが、
それだとあまり成長は見込めません。
仕事をこなしながら、同時にスキルアップも図ることで、将来の成功に繋がっていきます。
また、将来のニーズなども考慮して仕事を選びましょう。
将来的に需要がなくなってしまう仕事をメインとして受注していた場合には、
後々仕事がなくなって困ってしまう可能性があります。
ITの分野は移り変わりが激しいため、常に最新の情報をチェックしておきましょう。
将来に備えて仕事の幅を広げておきたい人は、
若いうちからなるべく多くの案件をこなしておくといいでしょう。
弊社では、ジョブリーというフリーランスSE向けのサービスを提供しており、
多くの案件を紹介しています。
仕事の幅を広げたい人は、ぜひ弊社のジョブリーに登録して、
募集されている案件に応募してみてください。
そして、これからフリーランスのSEとして成功するには、
健康リスクに備えることや、技術以外の知識を身に付けることも大事です。
まず、健康診断は毎年欠かさず受けましょう。
医療保険や生命保険などにも加入しておかなければなりません。
貯金は最低でも半年分の生活費を賄えるくらいは必要です。
また、フリーランスのSEはクライアントと業務委託を締結して仕事を行いますが、
トラブルに遭う可能性もあります。
契約に関する知識を身に付けておくことで、トラブル発生時も冷静に対処できるでしょう。
トラブルの未然防止にも繋がります。
まとめ目次へ
フリーランスのSEとして成功するには、単に技術力が優れているだけでは足りません。
自己管理がきちんとできる人でなければ、失敗してしまうでしょう。
そして、健康上のリスクや契約上のトラブルに備えることも重要です。
フリーランスエンジニアのみなさまに向けて、役立つコンテンツをお届けいたします。