こんにちは。ジョブリーフリーランスのやなちゃんです。
熊本地震が発生してから約1ヶ月が過ぎました。
多くの人が避難生活を余儀なくされている一方、
ボランティア活動に足を運んだ人も多くいると報道されています。
今回は、フリーランスエンジニアができる復興支援についてお伝えしたいと思います。
災害支援の方法は、主にヒト・モノ・カネの3つにわけることができます。
ITフリーランスの立場では、ヒト=自分の技術と時間を提供する
という方法が、最も効果的ではないかと私は考えています。
■エンジニアの技術を活かして支援する
ITを軸に復興支援を行う団体があるのをご存知でしょうか。
現代社会は、情報サービス、情報ネットワークが普及・浸透しており、
生活に無くてはならないものとなっています。
フリーランスエンジニアのみなさんは、IT技術がどれほど私たちの
日常を支えているか、身に沁みて感じていることでしょう。
5年前の東日本大震災以来、大規模な災害時に
情報ネットワークが機能しなくなることで、平時どおりの生活が
できないだけでなく、緊急・復興支援まで滞ってしまう、
という課題が浮き彫りになったことが背景にあります。
次のような団体に問い合わせ・登録をすると
インフラやWebサービスなどのITスキルを活かした協力要請がくる可能性があります。
一般社団法人 情報支援レスキュー隊
一般社団法人 情報支援レスキュー隊
略称:IT DART(IT Disaster Assistance and Response Team)
ITに関する専門知識と技能、経験、資源を持つ人々が集まり、設立された。
熊本地震特設サイト
熊本地震特設サイト
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議が、
全国社会福祉協議会はじめとする関係団体と連携して運営するWebサイト。
■ふるさと納税、という支援方法
何かしたいと思ってはいるが、案件のスケジュールやスキル分野の点で
「ヒト」を提供するのは難しい、というフリーランスには、
「カネ」を提供する、「ふるさと納税」という方法をおすすめします。
ふるさと納税は、自身が住んでいる街ではなく
出身地や関心のある地域に寄附を行うことをといいます。
名称は「納税」ですが、実質は「寄附」の扱いです。
応援したい自治体と、その使い道を選べるだけでなく
税金控除の対象になるというメリットがあります。
つまり節税対策のひとつとして利用しながら、地域に貢献できる制度です。
次のWebサイトでは、税が軽減される上限額をシミュレーションすることができます。
ふるさとチョイス
ふるさとチョイス
Webサイトをみるとわかるとおり、ふるさと納税は
お礼として特産物などを受け取れることも大きなメリットです。
しかし、今回被害が大きかった地域を応援したい場合は、
負担を減らすため、お礼を辞退することも検討してみましょう。
また、熊本県や県内市区町村へのふるさと納税を代理受付している自治体があります。
平成28年熊本地震 代理受付自治体
平成28年熊本地震 代理受付自治体
こういった代理受付を選んでふるさと納税を行うと、
被災地の事務処理や返礼の負担を心配することなく寄付が行えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
災害支援は、本当に被災者の役に立つ取り組みであることが大前提ですが
支援者自身の負担が少なく、長い目で、継続して取り組むことも大切です。
このブログを通して、被災地のためにできること、すべきことを
考えてみていただけたら幸いです。
フリーランスエンジニアのみなさまに向けて、役立つコンテンツをお届けいたします。