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フリーランス(個人事業主)が仕事の幅を広げたい時に利用したい『助成金』。販促に必要な広告や試作品の開発費など、コストがかかるとお悩みのフリーランスには魅力的な制度です。大企業だけではなく、フリーランスにも利用できる助成金と利用するメリット・デメリット、申請の方法や助成金なしでも稼げる方法をご紹介していきます。
フリーランスのための助成金の種類って?目次へ
フリーランスの為の助成金には様々な種類があります。波に乗ってきた事業計画をさらに飛躍させたい時にも、助成金の有無は大きく役立てられるはず。フリーランス(個人事業主)を応援してくれる助成金にはどんなものがあるのでしょうか。
広告宣伝費として活用するなら『小規模事業者持続化補助金』
こちらは、しっかりとした計画に基づいて販路開拓をしたいフリーランスに適した補助金です。助成金額は上限が50万となっており、常時雇用される従業員が5名以下であれば対象者になっています。中心になっているのは広告宣伝費ですが、補助対象経費には委託料・外注費・旅費なども含まれ幅広く対応可能です。
経済産業省が発表している予算案では、本年度も昨年よりさらに予算は上乗せされています。働き方改革が進んでいる現在、多くのフリーランスが利用したい補助金の一つです。
【日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金】http://h29.jizokukahojokin.info/
個人事業主から創業を考えるなら『創業補助金』
フリーランスが創業を考えるのであれば、この「創業補助金」も選択肢として検討できます。条件が合えばフリーランスのままでも申請することが可能で、人件費・設備費・マーケティング調査費などとしても活用できます。助成金額が最大200万と大きいのが特徴です。
【経済産業省中小企業庁 創業補助金】 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki/2018/180521sogyoshien.htm
もの作りの為の開発なら『革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金』
こちらもフリーランスでも申請が可能な助成金で、ソフトウェア開発などの分野で活躍される方なども利用できます。事業計画を認定支援機関に確認してもらう工程があり、実行性が高いかどうかも審査されます。
【中小企業庁 ものづくり・商業・サービス補助金】 https://map.mirasapo.jp/subsidy/23414.html
フリーランスで助成金をもらうメリットとデメリット目次へ
助成金を受取ることでフリーランスとしての事業の幅も広がり、従業員と力を合わせて業績に拍車がかかれば願ったり叶ったり。しかし、メリットもデメリットもしっかり確認し、揺るがない計画を遂行させる努力は欠かせません。
助成金をもらうメリット
助成金を受けるのはいいけれど、万が一業績が傾いたら返済が…と不安になる必要はありません。助成金には以下のような2大メリットがあります。
- ・返済する必要がない
- ・助成金を受けると公的機関の融資審査も通りやすくなる
助成金や補助金は、銀行などから受ける『融資』とは違い、返済の必要がない資金です。
- ・自分で準備した資金が不足している
- ・資金は十分でも利用できるのであれば活用したい
などといった時にも、安心して助成金を受けることができます。しかも、助成金は信頼がないと受けられないので、受け取れるとなれば公的機関からの融資も受けやすくなります。
フリーランスになると、なかなか銀行やカードローンなどの審査も通りにくくなってしまうため、助成金を受けられることで信用度も一気に飛躍するのです。
助成金をもらうデメリット
逆にフリーランスが助成金を受ける時に、注意しないと思わぬデメリットも出てきます。
- ・申請の期限厳守
- ・審査は全員が通るわけではない
助成金の申請先は国や県などが主で、申請方法や申請期限が大変厳しいです。書類が不足していたりすれば、もちろん正式な申請として受付けてもらえません。
期限は厳守です。締め切り日を見間違えたり提出先を誤ったりすれば、受けられるはずの助成金の可能性はゼロになります。フリーランスでは審査に通らない可能性のあるものも多いため、応募条件に自分が当てはまるかどうかも確認が必要です。
申請したい助成金があれば、条件に合うように期間を十分に持って準備することも大切になってきます。また、助成金は同時に複数を受給できないことも多いです。助成金に関わる資料には、見落としがないようにしっかり目を通さなければなりません。
フリーランスで助成金をもらう時の申請手続きの方法目次へ
いざ助成金の申請をしようと書類を手にして、戸惑う人も少なくありません。なぜなら申請にはあらゆる書類や計画書など、準備しなければならないものが山ほどあります。
事業計画書はプロに依頼しよう
事業計画書などの作成は、フリーランスが助成金を受けるためにも非常に重要なもの。素人が作るものでは、審査通過は難しいかもしれません。プロの業者に依頼して作成してもらう人もいます。
商工会議所などでも、書類の作成方法などのアドバイスは受けられます。プロを招いた事業計画書作成の為のセミナーや、相談会も開催することがありますので、参加して学ぶことも良いでしょう。
税理士などの専門家からの申請が必要な助成金もある
助成金の中には、フリーランス自らが申請できないものもあります。認定支援機関という「金融」や「財務」の専門機関を通して申請する進め方です。申請には費用が発生することがほとんどですので、助成金として活用できる分が確保できるかどうかも、確認しておきましょう。
自己資金で計画実行・助成金で補填
助成金はすべて計画を実行した、実行に着手して進めている、などが条件になることが多いです。助成金を受取ってから計画を実行することはできません。そのため、計画を実行する自己資金は必ず必要になってきます。
自己資金が準備できない方は、助成金ではなく銀行などからの融資を受けることになります。助成金を融資と間違わないように注意して下さい。
フリーランスでも助成金を使わずに稼げる?目次へ
助成金を受けたいけれど書類を揃える手間や、計画書の作成の難しさに断念してしまう人もいるでしょう。高単価の仕事を受注できるようになれば、助成金がなくても資金を稼いでいくことは可能です。
特に技術を持つフリーランスエンジニアは、業界でも引っ張りだこ。様々なクラウドサービスはありますが、エンジニアに特化した案件紹介メディアで高単価を狙うのがベストです。
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エンジニア・プログラマーの方は、助成金以外にも資金を増やす場所が多いので、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。
まとめ目次へ
助成金を受けるには「雇用を生む」「専門家に依頼」「費用は決してゼロではない」などの条件もあり、受給できるかどうかも100%ではありません。もしかしたら助成金を受けるより先に、あなたの腕で資金を稼ぐ方が早いかも。フリーランスとして邁進し、高額案件を目指してまずは行動あるのみです!
フリーランスエンジニアのみなさまに向けて、役立つコンテンツをお届けいたします。