どうなるIT人材の市場動向

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こんにちは。ジョブリーフリーランスのやなちゃんです。

日本では少子高齢化を背景に、労働人口の減少が進んでいます。
企業では女性活躍をはじめとして、外国人の積極採用や高齢者の再雇用といった対策がとられていますが、
フリーランスエンジニアがおかれているIT産業についてはどうでしょうか。
今回は「IT人材白書2015」をもとに、IT人材の市場動向についてお伝えします。

人材の市場動向

アプリ系技術者が4割を占める

日本のIT人材は、およそ112万人と推計されています。
(都道府県の人口と比べてみると、山形県全体の人口とほぼ同じだそうです。)

前年度の調査では109万5千人であり、この1年だけでも2万人以上増えている計算になります。
このうち、IT産業従事者の4割にあたる34万人がアプリ系技術者で、最も多い職種といえます。
一方、インフラ系技術者はアプリ系の5分の1にあたる7万人強と推計されています。

エンジニアにとって売り手市場が続く

IT人材のニーズは2008年のリーマン・ショック以後景気低迷の影響を受けていったん落ち込みました。
しかし、2014年度調査では2008年と同程度の水準に戻っており、現在は人材が不足している状態にあるそうです。

今後の見通しとしては、人材不足が解消されると予測する意見もみられます。
金融・公共系の大規模プロジェクトが集中している「2015年問題」と呼ばれる時期を過ぎ、
さらに東京オリンピック・パラリンピックの特需が収束すれば
日本の市場も伸びないだろう、という見方です。

一方で、「IT人材白書2015」のアンケート調査では、
3割以上のIT企業が「長期的に人材不足が続く見通しである」と回答しています。
労働人口の減少とITの普及・発達は明らかなので
エンジニアの売り手市場は続くと考えるのが主流となっているようです。

「1億総アプリ開発の時代」という言葉が示すように
ITの普及とさまざまなフレームワークの登場によって
特にWeb開発の分野は日ごとに門戸がひろがっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
普段の業務に追われていると、ついつい長期的な視点を失いがちですが、
こういった資料を参考にして、将来のことを考えてみるのも良いかもしれません。

次回は、拡大するIT人材市場で価値を高めるのに役立つ、
フリーランスエンジニアの資格についてお話したいと思います。お楽しみに!

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JOBREE編集部

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