フリーランスエンジニアの老後のお金 ~年金制度~

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こんにちは。ジョブリーフリーランスのやなちゃんです。
今回はフリーランスの老後の資金についてお伝えします。

老後の生活

フリーランスには定年退職がないとはいえ、いつかは引退する日がきます。
会社員ならば退職金がもらえますが、フリーランスはそうはいきません。
引退後もゆとりある生活を送れる、十分な資金を用意したいです。

そのために貯蓄はもちろん、フリーランスとして働く方には
年金制度を活用することをおすすめします。
なぜなら、年金制度をフルに活用したほうが税制面でお得だからです。
では、どんな年金制度があるのか、みていきましょう。

◇国民年金※1

まず、国民全員が加入しているのが国民年金。
20~60歳までの40年間加入すると、65歳以降に
年間80万円弱、一ヶ月で約6万5千円を受け取れます。
このほか病気や障害を負ったときには「障害年金」を、
一家の稼ぎ頭が亡くなったときには「遺族年金」を受け取ることができます。

ただ月々6万5千円で生活するのは厳しいかもしれません。
さらに人口が減少していく見通しのなか、いま働いている世代が
年金を受給する頃には支給額も減っていると予想されています……

そこで、国民年金に上乗せできる年金制度を2つ紹介します。

◇国民年金基金※2

任意で加入できる公的な年金制度が国民年金基金です。
支給期間や年金額は7種類の給付タイプから、
ライフプランに合わせて自由に組み合わせることが可能です。

若いうちに加入しておけば、掛金が少額なうえに
税制上のメリットも長期間生かすことができます。

◇個人型確定拠出年金※3

将来受け取る金額が決まっておらず、自分で運用商品を選ぶため
自己責任型といわれる年金です。
うまく運用できれば受給金額は増えますが、
反面、支払った金額よりも少なくなってしまう、元本割れの
リスクも負うことになるので注意が必要です。

これらの年金は基本的に条件が整うまで受け取ることはできません。
いざというときに手元に戻すことができないからこそ
切り崩すことなく「老後の資金」として役に立つわけですね。
これが、年金制度を利用したほうが良いもうひとつの理由です。

まとめ

というわけで、これまで節税や保険についてお話してきました。
次回は、フリーランスが自分で支払うお金は何があるのか
改めて整理したいと思います。お楽しみに!

※1 国民年金
※2 国民年金基金
※3 個人型確定拠出年金

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