フリーランスエンジニアの健康保険事情

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こんにちは。ジョブリーフリーランスのやなちゃんです。

前回は、フリーランスの経費の管理についてお話しました。 今回はフリーランスの健康保険事情をご紹介したいと思います。

保険証

国民健康保険とは

日本の健康保険制度は「国民皆保険」が基本で、 国内に住所がある方は何かしらの健康保険に加入する必要があります。

会社員の方は会社で加入しますが、 フリーランスの場合は自分で選択しなければなりません。 そこでフリーランスの方がよく加入するのが、国民健康保険です。

国民健康保険の保険料の決まり方

国民健康保険の保険料は前年度の収入に応じて増減します。 このとき基準となるのが「世帯年収」のため、 世帯全体の所得や扶養している人の数に応じて額が変わります。

また、市区町村が運営しているので、 保険料は住んでいる市区町村によって異なります※1。 地域によっては年間20万円以上(!)の差が生じることもあるとか……。 引越しの際は事前にチェックしたほうが安心です。

フリーランスの方も今尾保険が継続できる「任意継続」

また、正社員からフリーランスに転身する方は、「任意継続」を検討してみましょう。 2年間は会社で入っていた社会保険に継続して加入することができる制度です。 これまで会社が半分負担していたのを自分で支払うため、 単純に倍額になる分、高いと感じるかもしれません。

しかし国民健康保険に比べて内容が充実していることが多く、 扶養家族も加入できるというメリットがあります。

利用する際は、 ①資格喪失日から20日以内に申請する ②1日でも滞納すると強制的に脱退 という厳密なルールがあるので、注意してください。

クリエイター系の方がオトクになる「文芸美術国民健康保険」

その他、イラストレーター、Webデザイナーなどクリエイター系の場合は 文芸美術国民健康保険※2(略して文美国保)に加入するという選択肢もあります。

こちらは組合加盟の団体会員であることが条件なので、 またいろいろと手続きが発生しますが、 収入によっては国民健康保険よりもかなりお得になるようです。 もし収入が少ない場合は、親や配偶者の扶養家族として、 家族が加入している健康保険に入ることもひとつの手です。

まとめ

どれも条件や金額がそれぞれで一見ややこしいですが、 どの健康保険が自分にあっているか、2~3年先を見越して考えておくのがよさそうですね。

次回は、フリーランスの老後のお金についてお伝えします。お楽しみに!

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