「確定申告の提出には、3つの方法がある」とご存知の方はどれくらいいるでしょうか。
「3つすべて知っているよ！」という方の中でも、
「選択した方法は、自分合った方法だ！」と
言える方は少ないのではないでしょうか。
確定申告をする人の中には、
「とにかく早く、スピーディーな対応」を希望する方もいれば、
「分からないことを親切に教えてくれる対応」を求める方もいます。
この記事では、基本となる3つの提出方法をご紹介するとともに、
「確定申告提出に求めること別」におススメの提出方法を考えてみました。
スムーズな確定申告のために、ぜひ参考にしてみてください！
確定申告、3つの提出方法とは？
１：直接税務署に出向き、提出をする
直接税務署を訪ね、税務署の担当者とやり取りをしながら、紙で提出をする方法です。
最も一般的な方法ですが、近年は後述のイータックス（e-Tax）を使用する方も増えており、
税務署窓口対応の効率化も叫ばれていることから、少しづつ利用者が減っているようです。
２：郵便などの郵送で、提出をする
ご自身で入手した提出書類に必要事項を記入し、郵便で送付をする方法です。
確定申告の申請書は、郵便法に定める「信書」に該当をします。
そのため、税務署に書類を送付する際には、
「信書」が送付可能な郵便方法を選び、送る必要があります。
詳しくは国税庁のホームページをご確認ください。
３：オンライン（イータックス）で、提出をする
オンライン上で書類を提出する方法です。
提出方法の中では一番新しい方法ですが、
2004年から導入されており10年以上の運用歴があります。
会計ソフトなどと連携をさせて提出することができるため、
時間を節約して申告をしたい方を中心に導入が進んできています。
上記の3つの方法から、ご自身にあった方法を選んで提出をする形になります。
それぞれ、どんな方に向いている方法なのでしょうか。
【パターン別】確定申告提出方法チェック！
・確定申告内容に不安な点が多い方
・はじめて申告をする方
・提出前に相談したい項目がある方
⇒税務署に直接出向く方法がおススメです。
税理士によるセミナーを開催していたり、提出前に簡単な相談ができたりと、
不安が多い方には優しい条件が整っております。
「自己流で申請を行った結果、出戻りが発生して時間が取られ、追徴課税まですることに、、、」
という事態を避けるためにも、積極的に税務署を活用していくことをおススメいたします。
※確定申告シーズンは、日曜に開いている税務署もあるようです。
お近くの税務署に日付を確認の上、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
・とにかく効率的に申請を行いたい方。
・普段会計ソフトを利用して管理をされている方。
・税務署が遠い方。
・パソコン操作が苦手でない方。
⇒オンライン（イータックス）での申請をおススメします。
24時間受付可能となっており、自分の好きなタイミングで申告をすることが可能です。
活用できる方にはメリットが大きいやり方です。
紙にこだわりが無い方であれば、取り組んでみてはいかがでしょうか。
・どうしても紙ベースで申請を行いたい方。
・申請の内容に自信がある方。
⇒郵便での申請をオススメします。
どうしても紙を使いたい方にはおススメですが、
現在は、イータックスを推進する気運が高まっています。
大企業にはオンライン申告が必須とニュースになりましたが、
個人においてもオンライン申告が必須の時代になるかもしれません。
どちらでもよいという方は、前述のイータックスの利用をおススメいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
確定申告とひとことでいっても、申告方法はさまざまです。
ご自身に合った申告方法を見つけて、スムーズに確定申告を乗り切ってください！
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