平日に都内を移動していると、電車やビルの入り口などで
新入社員らしきスーツ姿を見かけることが多くなりました。
現場に新卒採用の正社員が入ってきた、
というエンジニアもいるかもしれませんね。
これからの時期、話題になることが多い「五月病」、
新入社員や大学の新入生がかかるものといわれていますが
フリーランスエンジニアのみなさんは意識したことはありますか?
今回はフリーランスエンジニアの五月病対策についてご紹介したいと思います。
■フリーランスと五月病は無縁の関係?
まず、「五月病」という病名は医学的には存在せず、
この時期に倦怠感や虚脱感が出ることをさしています。
原因としては、4月からの新しい環境に適応できなかったり、
頑張りすぎた疲れが5月になって限界を超えたり、
少し気が緩んだ、といったタイミングで心身の不調として現れることだといわれています。
フリーランスは基本的に自分で業務の調整をするため
季節は関係ないと考えている方が多いと思います。
しかし、社会で仕事をしている以上、環境の変化は避けられないので
全く影響を受けないとは言い切れません。
特にエンジニアは案件のスケジュールが優先されることが多く、
フリーランスだから自由に休めるというわけではありません。
例えば、ゴールデンウィークとその前後は、
現場で休暇をとる正社員が増えることはもちろん
通勤の電車が空いていたり、ターミナル駅には旅行かばんを持った家族連れが増えたりと
いつもと違う雰囲気がありますよね。
そんななかで、ふと「あれ、何で今日も働いてるんだろう……」と
誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
また、特に4月からフリーランスデビューをしたエンジニアは
そろそろ心細くなってきた時期ではないかと思います。
「自分はぜったい大丈夫」と信じて疑わない強い心も大切ですが
「ちょっと疲れがとれないな」といった自分の不調を認識して
対処する「しなやかさ」も、フリーランスには重要です。
■五月病の症状と対策
五月病の代表的な症状は、以下のようになります。
・なんとなく気分が落ち込む
・疲れがとれない、眠れない
・集中力が続かない、集中できない
・食欲不振、胃が痛む
・めまい、動悸
心当たりがあるフリーランスエンジニアは、ストレスが溜まっていないか
自分の心身に問いかけてみてください。
ほったらかしにしてこじらせてしまうと、気づいたときには
本格的なうつ病になっている、という可能性もあります。
ストレスに気がついたときの対策としては、例えば以下の方法があります。
信頼できる人と話をする
気兼ねなく話せる相手とコミュニケーションをとることで、気分が軽くなります。
愚痴を聞かせるのは悪い気がする、という人は
「あなたの愚痴も聞きますよ」という姿勢を伝えて
「聞いてくれてありがとう」の一言を添えるようにしたら
少し話しやすくなるのではないでしょうか。
食生活のバランスを意識する
イライラを防ぐカルシウムをはじめ、イライラによって失われるビタミンC、
疲労回復に欠かせないビタミンBをとるように意識して、
ストレスに負けない体を作りましょう。
睡眠の質を上げる
この話題だけで何本も記事にできるほど、
睡眠は心身の健康にとても重要です。
代表的な方法には、ぬるま湯のお風呂に浸かること、
就寝の1時間前にはPCやスマートフォンなどを使わないこと
使いっぱなしの冬物の寝具を、季節にあったものへ取り替えることなどがあげられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フリーランスは健康が命!しっかり健康管理していきましょう。
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ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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